オスロのビーチスポット Gressholmen編
意外かもしれませんが、オスロの周辺には湖だけではなく、美しいビーチがいくつも点在しています。とにかく雪のイメージが強いノルウェーで海水浴なんてできるの?と疑問に思うかたもいるでしょう。夏のオスロは30度に達することもあるんです。特に今年は異例で、5月でもすでに30度を超える日々が続きました。湿気が少ない分、爽やかではありますが、日照時間が長いことから日差しの強さのピークは夕方以降。19〜20時をまわっても昼のような感覚でビーチライフを堪能できます。昨年の今頃、LifeHackerに寄稿させていただいた「在住者が教えるオスロの歩き方」という記事のなかでもご紹介したようにいずれのビーチも市街地から10〜20分足らず。今日はGressholmen(グレスホルメン)を紹介します。

オスロ湾(オスロフィヨルド)には緑溢れる美しい離島がいくつも浮かんでいます。Gressholmenはそのひとつ。オスロ市庁舎と目と鼻にあるAker Brygge(アーケル・ブリッゲ)の波止場からB4番フェリーに乗り込みます。ゲート前の券売機でゾーン1のシングルチケット(2018年5月時点で35 NOK)を購入。NSB鉄道・地下鉄・バス・トラムのいずれかに乗ってきた方は、そのまま同じチケットで乗り継いで問題ありません。島には春夏限定のGressholmen Kroというレストランバー&キオスクがありますが、スーパーなどはないので必要なものは事前に調達しましょう。Aker Bryggeにはフードトラックがたくさん並んでいるので、それを利用するのも◎

島までは10分のプチクルーズ!もちろんオスロフィヨルドが見晴らせるデッキ席がおすすめです。

着きまして今度は島の波止場からの一枚。海の向こうに見えるのがオスロの市街地です。フェリーは頻繁に出ていますが、19〜20時頃はラッシュで長蛇の列ができるので、戻りの便は到着時にチェックしておき、早めに並ぶのがよいでしょう。この日はあまりの人の多さに臨時便が出るほどでした。

天気のいい日には個人所有のボートがぷかぷか。夏はボートが趣味、というノルウェー人はかなりいるんです。


緑に囲まれた小径を進んでいくと、いくつもの入江が見えてきます。波止場から島の奥までは15〜20分程度。いずれも波の立たない穏やかな海なので、小さなお子さん連れでも安心です。

日光浴、読書、ハンモックでお昼寝...。思い思いにひとりの時間を楽しんでいるひとも。必ずしもカップルやグループで来るのがお決まりではない。そんな再発見がある北欧のビーチです。
レジャーからビジネスまで、北欧、ノルウェーのことならMomojinまで。お気軽にお問い合わせください。